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2021.09.16

国土交通省「モーダルシフト等推進事業」に認定されました。

当社は、㈱明治・日本貨物鉄道㈱・全国通運㈱と共同で岡山県から埼玉県までの物流の一部(約770km部分)を、トラックによる輸送から、オートフロアコンテナ※を活用した鉄道による輸送に切り替えるモーダルシフトを実施します。本取り組みは、国土交通省により令和3年度「モーダルシフト等推進事業費補助金」の認定及び交付決定がされました。

本取り組みにより、CO2排出量を年間13t削減(削減率70%)するとともに、商品の積みおろし作業の省力化などによる物流業務の効率化に貢献してまいります。

物流業界においては、特にトラックによる物流において、輸送・配送における待機時間の長期化などにより運転手の労働時間は他の産業と比較して約2割長くなっています。かつ運転手の平均年齢も全産業と比べて+5.7歳と高齢化が進展(平成30年 厚生労働省 賃金構造基本統計調査より)しており、物流における効率化の取り組みは社会的な課題ともいえます。

今般のモーダルシフトの取り組みにより、物流面におけるCO2排出量を削減し、環境負荷低減に貢献するとともに、物流業務の効率化も実現し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

国土交通省ホームページ
https://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu01_hh_000567.html

【モーダルシフト化の概要図】


※オートフロアとは、荷台の床を電動でスライドさせるための装置で、荷物を荷室の入口に積み、床ごと奥にスライドさせることで荷室の奥まで荷物を移動できます。このため、積み降ろし時に荷室内で作業を行うことなく荷室の奥まで積み込みを行うことができ、作業時間を短縮し業務の効率化を行うとともに、作業者の業務負担の軽減につながります。